体験のご案内
岐阜関刃物会館では、実際に刃物に触れて、研ぎ体験、刃付け体験を行っていただけます。
刃物は研ぎで命を吹き込む
良いものを良い状態で長く使っていただくために、あなたも刃物の正しい研ぎ方を学んでみませんか。初めての方でも研ぎ師が分かりやすく指導いたします。
体験についてのご注意
受付時間 10:00~16:00
お昼休憩 12:00~13:00
研ぎ体験開催日 月、火、木、金、日曜日(当分の間)
- 体験は随時受付しておりますが、職人が不在の場合もありますので、ご来館される当日の10時以降にお電話等でご来店予定時間と人数をご連絡ください。
- 飲酒されている方、小学生を含むお子様の体験はお断りしております。
- 包丁研ぎの体験時間は10分程度です。
- 研ぎ体験の料金は無料でこちらで用意した包丁 で行いますのでご持参していただかなくても大丈夫です。
- 研ぎ職人が対面指導を行いますので、同時に行えるのは3名様までです。
包丁の研ぎ方
包丁の切れ味を保つには、定期的に刃を研ぐ必要があります。
研ぎ方を覚えれば、ご家庭でも研ぐことができます。
研ぎ方手順
水をよく湿らせた砥石を用意します。 右手に包丁を持ち、右側の面(表)の刃先が手前に向くように置きます。 左手の人差し指、中指、薬指の3本で刃物の先端を押さえ、砥石との角度を45°~ 60°に保ちます。 |
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刃の部分だけが砥石に触れるようなイメージで、 刃を砥石に当てたまま、包丁の背中(峰)を少し持ち上げます。持ち上げる角度は15°くらい、 ちょうど硬貨2枚が間に入るくらいが目安です。 角度を維持する器具を使うと簡単です。 |
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包丁の角度をできるだけ動かさないように気を付けながら 砥石の上を前後にスライドさせます。 このとき奥に押し出すように研ぎ、手前に引くときは 軽く引く程度にします。先端の方から根元まで数カ所に分けて各所を20回ほど研ぎます。 |
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包丁がうまく研げたかは刃に包丁の削りかす「カエリ」がついているかどうかで判断します。図のように刃を指でなぞり、ひっかかりがあればそれが「カエリ」です。「カエリ」ができていることが上手く研げた証拠です。 | |
両刃の場合は刃を裏返して表と同様に研ぎますが、今度は奥から手前に引くように研ぎます。奥に戻る際は力を入れず軽くする程度にします。最後に残った「カエリ」 を筒状に巻いた新聞紙に軽く擦って取り除いたら仕上がりです。 |